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富ヶ谷に引っ越して一、二年後、家内が知人から「紀州犬の雑種が生まれて飼い主を探している」との話を聞きいてきた。
当時、犬や猫など飼えるマンションなど皆無だったので二人とも興味はあったのですが、何となく無理なのは解っていて、その内に話が立ち消えになりそうでした。ところが動物好きの私たちなので、これを機会にどうしても犬が欲しくなり、家内が大家さんに掛け合うことになりました。
大家さんから思いがけない返事をもらってきました「OK」です。二人とも急に夢が膨らみ早速、犬の本を買いにいくことにしました。この時買った本はさまざまな犬種が紹介されている図鑑と「愛犬の友」でした。
二冊の本を見ているうちに忘れていた、三鷹のペットショップで見たのと同じ犬種と思われる写真を見つけました。本には「ミニチュア・シュナウザー」、ドイツ原産の「怜悧な犬種」と書かれていました。私たちはこの「怜悧な犬種」と言った言葉にすっかり参ってしまいました。小型でスタイリッシュ、更に怜悧な犬。なんてかっこいいんだろう。もう二人の頭の中では想像の「ミニチュア・シュナウザー」と暮らす素敵な生活がどんどん膨らんでいきました。絶対この犬種よりない、二人とも心に決めさてどこで手に入るのか「愛犬の友」を見ていると、この犬種のブリーダが二件ほど載っていました。またこの時、日本でミニチュア・シュナウザーはまだまだ珍しい犬種であることも知りました。 |
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